9月20日から10月2日に松屋銀座で開催されていた「君に届け展 ❝すき❞のちから」を観に行きました。
展示会の概要はこちら↓
爽子をはじめとした個性あふれるキャラクターたちの様々な ❝すき❞のかたちを、多数の繊細で美しいカラーイラストや、まっすぐな言葉が心に響く名シーンの直筆原画、貴重な創作資料の数々を含め、総数300点以上の展示でご紹介します。(公式サイトより)
中学生くらいの時に君に届けと出会ってから連載を追っていたのだけど、いつの間にか爽子たちの年齢を追い越して大人になって、今見ると青春が甘酸っぱくてまぶしくてちょっと恥ずかしい…ってなるんだけど、やっぱりどのシーンも素敵で心に刺さるんですよね…。爽子ちゃんと風早くんの恋愛だけではなくて他のキャラクターの関係性や感情にもしっかりスポットライトが当たっていて、友達とか家族とか進路とかいろんなことに悩んで、高校生が体験する青春がぎゅっと詰まっている感じがとても好きでいつ読んでも良い作品です。
銀座駅から松屋銀座に繋がる地下通路に展示されていたポスターたち。
入場特典は「フォト風クリアカード」。全3種ランダムで配布されていてわたしはこちらの絵柄でした。
休日に行ったので日時指定での入場だったけど、なかなかの混雑具合で撮影可能なのもあり始めの方は列が進むのに時間がかかりました。お気に入りのシーンは写真に残しつつ、細かい部分をじっくり観て、2時間くらいで全部観終わりました。物語の最初から最後まで追っていくので展示が予想よりもボリューミーで見応えがすごかった…。
撮影した写真をちょっとだけ載せます。どの原画も素敵で生で観られることに感動したし、絵だけではなく一つ一つの言葉の力がすごいなと心に沁みました。
私が君に届けにハマった2巻のシーン!当時爽子ちゃんにめちゃくちゃ感情移入して泣きながら読んだな。ちづちゃんもあやねちゃんも大好きだしこういう友達欲しい。
原画は椎名先生のコメントがついているものが沢山あって、時々くすっとしながら楽しく読みました。漫画の描き方の好みやそのシーンにまつわるエピソード、キャラクターを俯瞰で見てコメントしているものもあって生み出す立場でありつつ見守っている感じが良いなあ、と思いました。
メモとかプロットとかも沢山で、時間の流れとか感情の流れとかがぶわーっと書かれているのが面白かったです。左のメモが特に好き。
トピックス展示のキラキラしたスペースもとっても素敵だった〜!
君に届けは1番好きなキャラが決められないくらいみんな魅力的で大好きなんだけど、やっぱり主人公の爽子ちゃんと風早くんが笑顔でいると嬉しい。
展示の最後には撮影禁止の描き下ろしイラストが展示されていて、観た瞬間とっても幸せな気持ちになりました。素晴らしいイラストをありがとうございました…!!
久しぶりに君に届けに触れたけど、このシーン好きだったな〜!とか当時読んでいた時の記憶がぶわっと戻ってきて楽しく観られました。また原作読みたいなあ。