11月の平日、朝から病院に行く予定があったのでついでにお休みをもらって、上野でゆっくり喫茶店と美術館＆博物館巡りに行ってきました。
早々に受診を終わらせて上野に着いたら、まずはツイッターで見かけてずっと行ってみたかった珈琲王城へ。
お店の中はレトロな雰囲気で落ち着いて、一人でも過ごしやすい。注文したのは紅茶と、ボリュームたっぷりのチョコレートパフェ。クリームとアイス、チョコシロップ、みかん、さくらんぼというシンプルな構成で、こういうシンプルで美味しいのが好き。基本的には甘いから食べ進めていくとクリームの甘さがちょっとしんどくなっちゃったけど、底の方に入ったみかんのさっぱり感に助けられるという絶妙なバランスで、最後まで美味しく食べきれました。
お腹がいっぱいになったところで、まずは上野の森美術館のモネ 連作の情景。
日時予約制なの前日に気づいて、サイトを何回か見てたらちょうど空き枠ができたので予約できました。入場するまではそんなに待たなかったけど、平日でも中はとても混雑していてさすがの人気…。
モネの連作絵画に焦点を当てた展覧会。約70点の作品と合わせてモネの生涯を追うことができて見応えがありました。同じ場所でも季節や時間によって全然印象が違って、見比べながら鑑賞できるのが楽しかった。「花咲く林檎の木」という絵に一目見て惹かれました。どこか懐かしさや親近感を感じるような。グッズで売ってなかったのが残念だったな…。
撮影可能エリアもありました。睡蓮。
グッズ売り場に入るまでに行列ができていて、30分くらい待ったかな。印象に残ったポストカードを4枚と、ブックマーカーを購入しました。展示観に行くたびにポストカードを買って小さい箱に保存してるけど、そろそろクリアファイルとかに整理したい。
上野公園内のスタバでちょっと休憩。クレームブリュレラテ美味しかった〜！
次は国立科学博物館の特別展「和食 ～日本の自然、人々の知恵～」。ポスターに和食がたくさんで美味しそう。
水や野菜、魚介類、山菜、きのこなど様々な食材の展示や、縄文時代〜今に至るまでの食事の変化、そして未来の和食について、身近なテーマだけど初めて知ることも沢山。調味料ができるまでの発酵の過程とかも詳しく分かって、色々な知恵を使って生み出された結果が今の美味しい和食に繋がってるんだなと実感しました。
色々な大根。
卑弥呼の食事、織田信長の饗応膳。
メインビジュアルのポストカードを購入。
あともう一つ行きたかったけど、時間がかかりそうなのと立っていて足が疲れてしまったのでこの日はここまで。和食展にひっぱられて帰りに豚カツ買って帰りました。久しぶりの豚カツしあわせ。
そして別日に鑑賞した、東京国立博物館の特別展「やまと絵 －受け継がれる王朝の美－」。
混雑していて進みが遅く、展示もボリューミーなので全部観るのにすごく時間がかかりました。国宝や文化財だらけで沢山のお宝を鑑賞できるのとても贅沢だったし、教科書で見たことがある！みたいなのも多かったけど実物を見ると圧巻…。鳥獣戯画や百鬼夜行絵巻も見られて嬉しかったな。自分にとって馴染みのある三嶋大社に奉納されている、北条政子のものとされる梅蒔絵手箱も印象的。
興味を持って観に行ったものの美術にはあまり詳しくないので、音声ガイドを買って知識を深めながら鑑賞。夏木マリさんのナレーション、声が美しいし時々クスッとするような部分も。最後の浜松図屏風の美しさに惹かれつつ、音声ガイドも聴くと季節の移ろいや人々が生活してきた歴史を感じられて感動しました。
ポストカードと、鳥獣戯画のパッケージのひよ子。
色々と展示を見られて良い休日でした！
