スノードロップ

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Snow Man主演映画『おそ松さん』感想

 

Snow Man主演映画『おそ松さん』を観てきました。

 

おそ松さんという作品の名前はもちろん知っていたのですがアニメは全くの未視聴。人気作品でファンが多いのは分かるので最初に実写化で9人全員主演って聞いた時は色々な意味で大丈夫…?と思い、おそ松さんファンの友達とお互いに「本当にいいの?」と確認し合い、そんな情報解禁日から公開日まであっという間でした。

ということで、アニメ未視聴のSnow Manファンの視点で観た映画の感想です。

 

 

入場者プレゼント

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公開日から3日間限定、先着でもらえる「映画『おそ松さん』公開記念!“特製(とくシェー)”ステッカー」。普段のSnow ManのCD特典で貰えるステッカーと同じデザインで半分のサイズ。無事に貰えて嬉しいです。ムビチケと劇場で購入したパンフレットも一緒に。

 

あらすじ


www.youtube.com

松野家の6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるクズで童貞のクソニート。足を引っ張り合いながらも仲良くひとつ屋根の下で暮らしている。ある日、長男のおそ松は、ひょんなことからある老紳士(時価総額数十兆円の大企業アプリコッツのCEO!)と出会う。事故で亡くした息子と瓜二つのおそ松を養子にしたいという突拍子もない話が進む。抜け駆けが許せない5人の弟たち。自分が養子にもらわれたいと他を蹴落とす骨肉の争いが勃発。そんな彼らの前に超重要そうな雰囲気を醸し出す黒ずくめの3人が現れ、物語は思いもよらぬ方向へと進んでいく。果たして、養子に選ばれ勝ち組の人生を送るのは誰なのか――

 

感想

全体的な感想としては、面白かった!一つの作品の中にコメディー、ラブストーリー、アクション、デスゲーム、時代劇、タイムスリップ、ループ…など要素がてんこもりで、良い意味で「私は何を見せられてるんだろう…?」と感じる、意味があるのかないのかよく分からないとにかくはちゃめちゃなストーリー展開。笑いを堪え、時々耐えられなくなりながら鑑賞していました。あれだけ好き勝手やってどんどんカオスな展開になるのに最後はなんかいい感じにまとまってたなってなるのがすごい。

ストーリー序盤からメタ発言が多かったけど、これはあくまでも実写化ですよ!顔は似てないけど6つ子を演じてますよ!と発言することでそこが笑いになっているだけでなく伏線というかストーリーを進めていく上で必要な要素として活用していたのが良かったんじゃないかな。どうしても賛否両論がある実写化の中で、メタ要素を上手く使ってるな~と思いました。

 

オリジナルをあまり知らないのでこのキャラが似ていたとかは言えないですが(佐久間くんの評判が良いのはすごく分かる)、おそ松さんの世界観で一人一人が振り切って演じている中でSnow Manの良さも上手く織り込まれていたように感じました。

未完成報告会の時に「僕たちだけ違う映画撮ってるのかなという気持ちになりました」と発言していた通り、岩本くん(カラ松)が本当に一人だけ違う映画撮っていたしすごく肉体派。印象的だったのはラウール(トド松)のサイコパス味のある演技。とてもよかったです…!

今回のオリジナルキャラ、「超重要そうな雰囲気を醸し出す黒ずくめの3人」こと物語終わらせ師。わざわざオリキャラ入れて9人主演ってどうなるのかな?悪役的ポジションなのかな?と疑問点沢山でしたが、この映画の中では本当に重要なポジションであのはちゃめちゃな物語の中ですごく良い役割してたな〜と思います。目立ちすぎずストーリーの中に自然に入っていって良い感じ。不憫で応援したくなるし面白いしで好感が持てるキャラクターたちでした。

翔太くん(エンド)が出てくるところは面白いシーンが多くて笑ってしまいました。振り幅がすごかった。そして舘様(ピリオド)の演技がツボ。アクションシーンのかっこよさもコミカルな演技の面白さもすごく良かったのでもっと演技の仕事観たいです。

 

他のキャラクター達も豪華俳優陣ですごかった。みなさん振り切っていてハマり役だったなと思いました。髙橋ひかるちゃん演じるトト子が可愛かった…!トト子役のオファーのきっかけになったであろうスクール革命でのひかるちゃんのキレ芸が大好きなので沢山観られて最高でした。

 

おそ松さんファンの友達と観に行ったのですが、ストーリー展開はおそ松さんっぽいってこととか各キャラクターの特徴とかこの人の演技とか声が似てたとかを聞いてアニメを観てからだとまた違った楽しみ方ができそうだな〜と思いました。

何にせよドタバタすぎてまさに頭の中でこんがらがっちゃう映画だったので、ストーリーを把握した上でもう1回は観に行きたいです。