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ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』最終話感想

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11月8日、増田貴久くんジャニーズ事務所入所23周年おめでとうございます。

ずっとジャニーズで、アイドルでいつづけてくれてありがとう。NEWSのことが大好きで、これまでに積み上げてきたものや今のNEWSの活動、これからの未来に自信を持っていることが伝わってくるのが嬉しいです。

増田くんはいつもファンにありがとうって言ってくれてるけど、こちらこそ応援させてくれてありがとう。これからもずっと応援しています!

 

ということで、増田くん主演のドラマ『古見さんは、コミュ症です。』最終話の感想です。

 

▼初回~7話までの感想

 

最終話感想

文化祭を只野くんと回るのをやめた万場木さんに、本当によかったのか尋ねる古見さん。万場木さんがいいからっていうのに只野くんを誘いにいこうとしない古見さんに気持ちをぶつける万場木さん。古見さんが人のことを気に掛ける良い子だと分かってるからこそ苦しいし、「ずるい」と言ってしまう自分に罪悪感を感じてしまうのが切なすぎる…。

「只野くんのことが好き」なのは同じだけど、古見さんと万場木さんで只野くんの見え方が全然違うのが面白い。古見さんの言った「ほっぺつんってしてみたくなります」はすごく同意しました。つんってしてみたいよね分かる。

2人とずっと友達でいたいから只野くんのことをあきらめる、私は只野くんのことも古見さんのことも大好き、と伝える万場木さんが素敵。回を追うごとに万場木さんのことどんどん好きになりました。

 

古見さんと万場木さんのメイド服姿とっても可愛い!今までずっと一人だった古見さんが万場木さんと一緒にメイドやれるのがすごく嬉しい、わたしも万場木さん大好きなので、と伝えるシーンは良かった。2人すっごく仲良くなれて良かった。

一緒に「おかえりなさいませ」の練習を始める2人を見守って去っていく只野くんの表情も優しかった。

 

シーンが変わって教室でのクラスメイトたち。成瀬くんいつの間にかクラスに馴染んでるし盛り上げてる。「古見さんが話すの苦手だから」と皆で提案して古見さんは座ってるだけでいい、接客しなくて良い、と決めたみんな。

苦手なことは無理にやる必要はない、そこにいるだけで十分っていう周りの優しさから挙がった全く悪気のない提案が、古見さんにとっては困ることになってしまって。ありがちなことかもしれないけど、良かれと思ってやったことが知らないうちに人を傷つけてしまっていることがあるのが残酷だなあ、と改めて思いました。

古見さんがおいていかれたまま盛り上がるクラスメイト達に、「余計なお世話かもしれないけど」と話をする只野くん。古見さんが一生懸命練習していてくれたこと、それは万場木さんという友達のおかげということ、みんなが古見さんを友達と思うなら特別じゃなくて普通の接し方でいい、上手くやろうとしなくても良い、上手くやろうとしてできなくてもそういう時のために友達がいる。まとまってはいない言葉だけど、只野くんが必死で伝えるのが心に刺さります。

「嫌な思いをしたら万場木さんが、傷付いたら僕が」って言葉、気づかないうちに勢いで言った言葉なのかもしれないけど古見さんに対しての自分の立ち位置やしてあげられることを分かっている感じ。

 

成瀬くんにも「言ってることがよく分かる」「なんかグッときたかな」と思ってもらえてよかった。「友達だから気持ちがよく分かる」と万場木さんに言われて友達を理解できた成瀬くん…。

俺には俺がいれば良い、友達はいらないというポリシーは譲らないと言いながらも、「時に俺に寄り添ってくれる、かけがいのない知り合いならいてもいい」と言い張って素直じゃない成瀬くん。それはもう友達を越えて親友の域なのよ。

 

沢山気持ちを言葉にして、友達や寄り添ってくれる人の大切さに気付いた文化祭でした。あれだけ文化祭誰と回るかでモヤモヤしてたのに、古見さんも万場木さんも女の子たちと楽しく回ってるの平和すぎる。

古見さんがメイド頑張ってる分、また只野くんがメイド服着て広告塔になってるの笑いました。優しく見守る力あるのに、良いところでくしゃみしちゃったり、只野くんの面白さの塩梅がちょうどよかった。

 

時間が進んで、もうバレンタインの季節。最終回だから一気に進んでしまう…。バレンタインで色めき立つ人だけじゃない、恋することもしないことも否定しない、「ボクは人の数だけ人生があると思ってるから。あるがままでいいんじゃないの?」っていうなじみちゃんの言葉が好き。なんとなくその雰囲気の枠の中に入っていなきゃ、って思うことも多いけど、本当にあるがまま生きるのが一番。

万場木さんとなじみちゃんにバレンタイン分かってないんじゃないの、と言われてしまう只野くんだけど、しっかり意識してるの面白い。古見さんから貰えるかな、じゃなくて「誰かからもらえるかな」なの、自分の気持ちにはまだ気づいてないんだな…。

誰からもチョコレート貰えないまま下校して、ラフなパーカーでおつかいに出かける只野くん。私服着るともう完全にまっすー感が強いですね。それに2月の気候でパーカーだけだと寒いよ、って思っちゃった。

 

 

傘の中で古見さんの話を真剣に聞いてる只野くんの表情もチョコを貰って笑顔になるのもめっちゃ良かった。なのに、古見さんが勇気出し「一番うまくできたやつです」と本命チョコであることをにおわせているのに全く気付かず、「友チョコ貰うの初めて」って言っちゃう只野くん…。違う、違うよ!!本命だよ、気づいて!!って、まあここでめでたく両想い!ってなるのも違うよなと思うけどもどかしくなっちゃいました。

古見さんがほっぺぷにっとして只野くんが驚いたのは可愛かった。

 

季節は巡って2年目の春。只野くん、古見さん、万場木さん、なじみちゃん、成瀬くんの5人で並んで桜見てる後ろ姿が美しすぎる。桜で始まって、桜で終わる。1年前は言えなかったけど、古見さんも万場木さんも、友達と一緒に「桜が綺麗だね」って言えて良かったね…。綺麗な終わり方でした。

 

まとめ

全8回のドラマ、あっという間に終わってしまってさみしいです。優しい雰囲気に癒され、時に笑い、切なさを感じ、自分の学生時代の友達関係を思い出すようななつかしさもありつつ、毎週楽しみに観られるドラマでした。

最初高校生役と聞いたときは驚いたけど、増田くんがもともと持っている優しさやそこにいるだけで安心するような雰囲気が只野くんというキャラクターにぴったりはまっていたなと思います。私の学生時代にも只野くんがいてほしかった。

どの登場人物たちもそれぞれのやりづらさを抱えつつも人に対して優しくて、みんな大好きになっちゃいました。映像も音楽も綺麗で、心があたたかくなる時間を過ごせました。