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ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」第2話~第5話感想

 

ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』の感想を2話~5話まで一気に書いていきます!

 

▼初回の感想はこちら

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第2話 秘密の花園

シェアハウスのルール決めで一波乱あった回。これだけ個性的な人がいるとルール決めるだけでも大変ですよね。桜がジャムのスプーン2度づけ禁止っていうのはちょっと分かる気がする…。私も専用のスプーン用意する派。でも桜は自分が神経質って分かっててこれは自分のルール、「でもそういう人がいるって知ってほしい」って言っているのが良いなあ、と。どうしても譲れない部分があるのはお互い様だと思うので、人と一緒に過ごす時にその人のことを知るってすごく大事ですよね。

本音を言ったことで悲劇が起こってルールの必要さを再確認し、ルールを破ったら秘密を公開されるというルールができ、でも何かに縛られるのが嫌な人が沢山いる中でたった1つだけ決めたルール、日曜日の夜はみんなでご飯を食べる。「今日はクラスのルールを作ったよ。でも、価値観が違う国の子ども達が、本当にルールを守ってくれるのかな…信じることから始めないと、ね。」とママにメールを送る聡。結局時間通りには始められない人たちだけど、最後はみんなで食卓を囲んで、なごやかな雰囲気があって優しい気持ちになれました。

 

第3話 容疑者Iの困惑

最初のシーンで幡多が桜の歯磨き粉を使って怒られているときに、「そういう性格なんだから」と朝食を食べながら話す聡、ちょっと桜のこと理解してきてる感じが好き。

3日ほどシェアハウスの中で姿が見えず、桜がLINEしても返事がない舞。そんな中、近くで起こった連続誘拐殺人事件の犯人と池上さんがそっくりで、舞を誘拐したのも池上さん?ということになり…。桜探偵の推理から始まり、幡多や翠さんもつられて変な推理を繰り広げていって。池上さん、第2話で公園にいた子どもたちに「誘拐される!」って逃げられてたけどそれがちょっとした伏線になっていた…?そこに帰ってきて困惑する池上さん。結局別の犯人が捕まり、住人は池上さんに謝罪。

今回は全体的に池上さんがちょっと可愛い回でした。インフルエンサーをインフルエンザのことだと勘違いしたり、妻の月命日にはうどんを食べるってしんみりした空気で話していたのに実は妻の月命日の日付を間違えていたり、面白いポイントが沢山でした。シェアハウスに住むことについて「ひとりでいるよりみんなでいる方が楽しい」っていう台詞も良いし、池上さん本当に癒し…。

アイキャッチで聡が足つってるのが可愛かったです。幡多との関係性も面白いですよね。制服着てる女の子が苦手→(制服だけなら大丈夫だけど)克服のために幡多から聡にセーラー服を渡す、まではまあ良いとして、似合うよ~ってキャッキャしてるの可愛くて面白かったけどそりゃ翠さんに誤解されるよね。

 

第4話 同・窓・会

舞がいなくなってから6日。心配しすぎて捜索願いのチラシを作り出す桜。心配しすぎといいつつも第3話で訪れた殺し屋みたいな男から舞が巻き込まれようとしている大きな犯罪について考える聡と幡多。そんな中で、同窓会に出席するために福岡に帰ったと舞から連絡が入る。

偶然にも同窓会の招待を全員受け取るけどありのままを見せられないから欠席一択のシェアハウスの住民達。私も今更同窓会行く勇気ないな~。「同窓会で初恋の人に再会したり、喧嘩してた人と仲直りできたり…。」と話す聡、闇がありそうに見えてちゃんと楽しい学生生活送ってたんだな…って思ったけど他の住民全員から「お前はそっち側の人間か」って言われてたの共感しすぎました。

舞の同窓会は嘘だと気づいて、舞の居場所を探して似た女の子がいると聞いたコンカフェに行くことに。病院がコンセプトのカフェ普通に楽しそうだし聡、池上さん、幡多が揃って過ごしている画が何か面白い。池上さんが刑事の取り調べみたいに女の子に聴き込みしてナースが関係ない罪自白して最終的に女の子を落としちゃってるの笑いました。池上さん本当に良いキャラしている…。

帰ってきたけどあくまでも同窓会に行っていた体を保つ舞。みんなで鍋食べてるの楽しそう~。舞の博多弁可愛い。ずっと厳しい表情をしている桜に、福岡のことや同窓会について元気に話し出して泣き出す舞と神妙な顔になる他のみんな。翠さんが肩に手を当ててあげるの優しい。

ここでは嘘をついてもいい、僕たちはその嘘を信じるフリをする、嘘をつかなきゃ生きていけないこともあるって分かる、でも舞ちゃんの嘘を信じるフリできない、「自分を守る嘘ならいいけど、自分を傷つけるような嘘、僕は信じてあげられない。もっと自分大切にしないと!」と倒れそうになりながら発言する聡。苦しさも優しさもあって、「その人は舞を幸せにしてくれるの?」って呼び捨てにして想いをぶつけているのグッときました…。舞のために何をしてあげられるか、ってバラバラな考え方のみんながまとまってきている感じ。

 

第5話 女子高生は二度ベルを鳴らす?

観終わった後にこのタイトル確認したけど結局2回とも鳴らさなかったな…。

オンライン家庭教師に挑戦することになった聡と、ネタ見せに向けて準備する幡多。幡多とは戦友感があるし、桜があたたかく見守っている感じが素敵。ルーザーズが今の状況をなんとかしてシェアハウスを出ていこうと思うけど居心地の良さも感じているの、初回のバチバチ感からは想像つかなくて1ヶ月くらいでずいぶん進歩したなあ…とちょっと感動してしまいました。あと桜の癖が強いキャラクター、最初は苦手だなって思ってたけど回を重ねることに好きになっている自分がいる。

そして、初回からちょっとずつでていた聡の元教え子の女子高生リコが本格的に登場。岩本蓮加ちゃんもともと好きだし可愛い〜!って思ったけど家まで来て聡と話をさせてほしいってグイグイくるJKは怖い。聡の事情を知っていて大事な家庭教師初日に集中させようとする幡多が、聡とリコをなんとか会わせないようにと桜も巻き込みながら奮闘する図が面白かったです。自分もネタ見せに行く大事な日なのにここまでして守ってくれるのかっこよすぎる…。

結局遭遇して倒れてしまったけど、そんな聡にあれは夢だったってことにしてくれる5人の嘘が優しくて、聡が伝えたかったことがちゃんとみんなの心に届いているんだなあと感じました。結局、何が原因で聡がトラウマ抱えるようになったかまでは分からなかったのでどんな秘密が隠されているのか気になります。