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ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』第5話〜7話感想

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ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』第5話〜第7話までの感想です。いよいよ次回で最終回。あっという間ですね…。

 

▼初回~4話までの感想

 

 

第5話(10月4日)

潔さんの生徒会選挙を応援する古見さん。なじみちゃんに相談してチアガール姿になる古見さんに、これは違うんじゃないかと思いながらも心の中で「可愛すぎるー!」「ナイスですねー!」と叫ぶ只野くん。心の声がどんどん激しくなってる。

潔さんと阿瀬さんの気まずい空気をなんとかするために只野くんが皆で昼食をとることを提案したけど、潔さんが潔癖症なためにみんな黙ってご飯。誘った後悔する只野くんに、なぜか親父ギャグを考えている古見さんに、万場木さんと阿瀬さんはジェスチャーで会話し始めてだんだんカオスになってくのにめっちゃ笑いました。

本当は阿瀬さんに応援演説を頼みたいのに、中学生で潔癖症になったときに阿瀬さんに「汚いから触らないで」と言ってしまったこと、その時から阿瀬さんが汗っかきなのを気にするようになったことに責任を感じている潔さん。「もういい」と言う潔さんに対して、「よくない」と口にして行動する古見さん。たった一言『勇気』という文字を見せて、潔さんに勇気を与えるのが素敵。古見さんすごく頑張った…!

「馬鹿で潔癖症で」と半分愚痴のようなことが入りながらも、潔さんのことをよく理解していて「私の大好きな友達、最高の友達」と気持ちがこもった阿瀬さんの応援演説は見ていて泣けてきました。潔さんが「彼女は友達ではありません。親友です。かけがえのない親友です。」と声を震わせながら話したのも胸を打たれた。

ずっと自分に責任を感じている潔さんも、避けられても潔さんに声をかけ続ける阿瀬さんもどっちも優しい人だなあと思いました。最後にハグをしたシーンでさらに泣けました。

そして最後、ナンパされた万場木さんを「彼氏です」って言って助けた只野くん。これはきゅんとなるやつ…。

 

5話は只野くんが狙って面白いことをするとスベるシーンが多くて面白かったし、只野くんなんだけど増田くんっぽさも感じました。

www.tvguide.or.jp

監督が『こんなに上手にスベることができるのは天性のものだよ、増田くんにしかできないよ』と褒めてくださって。僕は只野くんより、スベらないと思いますけどね(笑)

このインタビューに書かれてるのめちゃめちゃ分かるなと思って、普段は優しい雰囲気で包み込んでるのに絶妙にスベるのが良い。只野くんよりも増田くんの方がスベってると思うけども…。

 

第6話(10月11日)

今回から転校生の成瀬くんが登場。私事ですが、成瀬くん役の城田優くんのことも前からずっと応援してまして。増田くんが主演だからと見始めたドラマだけど、ここで推しと推しの共演が叶ったのがとても嬉しかったですね…。キャスト発表の時からまだかまだかと待ちわびてました。推しが並んでる。身長差がすごい。

 

最初に公演でシャボン玉を吹いている古見さんが可愛いかった。ナレーションの「ああ、なんであの時ああしたんだろうと後々考えてモヤモヤする」っていうのにすごく同意しました。過ぎたことだけどぐるぐる考えすぎちゃうことあるなあ。

万場木さんに「好きな人いるの?」って聞かれた時に上手く返せなかったのを気にして、次の日朝から万場木さんに声をかける古見さん。古見さんが話しやすいように人がいない場所まで連れて行って、無理しないで話をさせようとする万場木さんは優しいし、古見さんはなんて言うんだろう、と楽しみそうな顔で筆談を待っている万場木さんはとても可愛い。けど、後ろの席から古見さんと只野くんとのやり取りを見ている姿が切ない。

 

登場からスケールが大きい自己紹介をする成瀬くん。仕草も話す内容も始めから飛ばしまくりアピールしまくりで笑った。

「なんでもいいです」の解釈を優しさと捉える只野くんの意見も分かるけど、成瀬くんの「なんでもいいにはどうでもいいの成分が入っている」「なんでもいいを繰り返すとどうでもいいになる」という成瀬くんの意見も確かにそのとおりだな、と感じました。

 

メイド喫茶や流行りの場所に疎いと言われた古見さんがむっとして、どや顔でカラオケに行ったことがあると言ってるの可愛い。そして古見さん、只野くん、万場木さん、なじみちゃん、成瀬くんの5人でカラオケ。

『カラオケとは、コミュニケーションが苦手な人にとっては魔界の地』一人だったり一緒に行きなれてる人ならある程度自由に歌えるけど、初めてのメンツだとその場の空気に合わせなきゃと思うし、何歌えばいいんだろうとすごく悩むんですよね。

そこで迷った成瀬くんが、高い歌唱力で癖の強い『森のくまさん』歌ってるのが面白すぎる。本当なのかわざとなのか『木綿のハンカチーフ』を下手に歌う只野くんも面白かったです。

メイド喫茶を知ってもらうために只野くんがメイド服を着て万場木さんなじみちゃんとともに説明。なぜ只野くんがメイド服を…というかよく只野くんに合うサイズ借りられたな…。

古見さんに過保護になってる只野くんに対して、甘やかしすぎ、無理だって決めつけないでと意見するなじみちゃん、間に入ってなだめる万場木さん、大事なのは古見さんがどうしたいかだと言う成瀬くん。只野くんは古見さんの気持ちを尊重しようとはしてるけど優しさゆえに心配しすぎちゃってる感じ。

古見さんも只野くんの優しさは十分に分かっているし、心配されすぎてしまうのも申し訳ないという気持ちもあって「(そんなに心配しなくても)もう大丈夫です」と言ったはずなのに、只野くんは戦力外通告と受け取ってしまう。違うそうじゃない!なんですれ違うの!と観ていてもどかしい気持ちになりました。戦力外通告だと感じた瞬間に只野くんの表情がすっと変わったのも気持ちが伝わってきて切なかった。

成瀬くんの「なんでもいいです」もそうだけど、言葉の受け取り方って人によって全然違って誤解も生まれやすくて、それをすり合わせる機会がないとずっとすれ違ったままにもなっちゃうから本当に難しいな、と感じました。

 

第7話(10月18日)

只野くんと古見さん、万場木さんの三角関係が動き始めている。

文化祭に向けて絶賛準備中だけど、微妙な雰囲気のままの只野くんと古見さん。古見さんを助けようとするのに「大丈夫です」って言われたの気にして行動できない只野くん…。一方で古見さんの中では「好き」が渦巻いていて、絆創膏を貰っても「ありがとう」と素直に言えないの可愛い。ナレーションが二人の心の中のすれ違いを丁寧に説明しているのが面白いけどめちゃめちゃもどかしい。

只野くんと古見さんの関係を気にする万場木さん。好きな人いるの?って聞くのも、文化祭一緒に回ろうって誘うのも勇気出したんだろうなーと思うし、その時の表情が可愛くて、めちゃめちゃ喜んでいて、こんなに分かりやすいのに只野くんはなんで気づかないんだ…。

夜の学校で怖い話と肝試しをする5人。只野くんが古見さんを気にしているのも、ノートを見て古見さんが只野くんを誘おうとしていたことも分かってしまった万場木さんが「私ってほんと馬鹿だ」って言ってるのが切ない…。平和主義だから只野くんを誰ともペアにしないように小細工して。

切ない流れから、古見さんの声をトイレの太郎くんだと勘違いして驚いて、夜の学校を全力疾走する成瀬くんが面白すぎてめっちゃ笑いました。でも成瀬くんが怖い話として、なんでもいいと言い続けた結果「なんでもいいはどうでもいいってことだぞ」って言われて、友達が一人もできなかった話をしたのは悲しかった。自分のただ一人の友達は「俺」、友達なんて必要ない、無駄だし、自分がいればそれで充分、と話す成瀬くん。そんな成瀬くんに自分の気持ちは友達100人で、「この気持ちを分けてあげたい」と話す古見さんの気持ちが優しい。古見さん、回を増すごとに大事なことをどんどん自分の声で話すようになっているのに成長を感じます。

 

屋上での花火のシーン。好きっていう感情について「そういうのって、友達の先に落っこちてたりするんだよね。私の場合は違うけど。」って言っちゃう万場木さんに泣けました。万場木さんだって確かに落っこちてたはずなのに。文化祭で只野くんと一緒に回るのを古見さんに譲って、でも「明日がこなきゃいいのに」と思ってしまって、そんな自分が嫌になってしまう万場木さん、本当に良い子だし幸せになってほしい。

古見さんに線香花火を勧めて「また余計なこと言っちゃいましたね」っていう只野くんに、古見さんの突然の「好きです」はドキドキしました。古見さん自身も驚いていて、本当に無意識に出た言葉って感じが良い…。

みんなで楽しく花火をして過ごす中でもそれぞれ違った想いを抱えていて、切なさや複雑さが入り混じって青春感がすごかった。

 

次で最終回。ちょっと寂しいけど、どんな終わり方になるんだろうと楽しみです。みんな幸せになってほしいな~。