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ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』初回放送感想

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9月6日、NHKドラマ『古見さんは、コミュ症です。』の放送がスタートしました。

只野仁人を演じる増田くんの主演ドラマ。なかなかにしんどい展開の『ボイスⅡ』と同時進行で放送されるので、2つのドラマで演じる役のギャップにどう耐えればいいんだ…と思っていたけど、同じ人物が演じていてもそれぞれは別物として、只野くんは只野くんとして見られました。増田くんの演技の振り幅に感激。心がほんわかするドラマでした。

 

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感想

笑えるシーンもあったけど、原作のコメディ要素は思っていたよりも抑え目。切なさを含みながらも穏やかで優しい雰囲気が漂うドラマだったなと思います。優しいフィルターがかけられたような映像が綺麗で、流れてくる音楽も心地よかった。

原作の古見さんは周りからすごく崇拝されてるキャラだけど、ドラマではそんなに囃し立てられることがなく、「話すのが苦手」「みんなと友達になりたい」という、登場人物たちが生きづらさを感じている部分によりスポットが当てられているような感じ。こういうところはNHKでやるドラマこそなのかな。

夕焼けに照らされた放課後の教室で、只野くんと古見さんが黒板に筆談をして会話を重ねていくシーンは心がぎゅっとなりました。ああ、こういう気持ちになったことあるなあ、学校の中で生きるのって難しいよなあと、自分自身の学生時代のやりづらさや上手くいかなさを思い出して共感することも。

35歳の増田くんがなぜ男子高校生役?と思っていたけど、本物の高校生ではなくて20代30代のキャストが演じることでリアルに寄りすぎずに穏やかな雰囲気が醸し出されて、どこかで懐かしさもあって。観ている誰かの経験と重なってくるようなドラマになっていると感じました。

第一話は只野くんと古見さんのやり取りがメインだったので他の登場人物はまだまだ掴めないけど、初回の感じでいくと個性的な中でも各登場人物たちの生きづらさ、どう自分らしく生きていくのかにスポットが当てられていくのかな。

 

只野くんが可愛いかった。

点滅している横断歩道を駆け抜けるのにドキドキし、倒れているコーンをもとに戻し、タンポポに優しさを見せ、始まった瞬間から只野くんが可愛い。そして、思っていた以上に増田くん感がすごい。最初の自己紹介、「特技は、空気を読むことです。」でスベるシーンは、増田くんそのままだなと思って笑いました。只野くんと古見さんが黒板で筆談するシーンの丸みのある文字や猫の絵が普段の増田くんの書くものそのままで、それもよかった。

表情も豊かで、古見さんに語り掛ける時の目は優しくて。増田くんがもともと持っている優しさとか暖かさとかそういった人柄が、古見さんの心に寄り添う只野くんという役にも活かされていて、このドラマの雰囲気にはすごく合っているなあと思いました。

最後に「僕が、古見さんの友達第一号です。」と言った笑顔に癒されて救われました。

 

憂鬱な月曜日の夜に観るのにちょうど良い、暖かさに包まれたドラマでした。今後の放送も楽しみです。

 

原作を読んだ感想はこちら↓

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