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推しがドラマに出るので『古見さんは、コミュ症です。』を読んでみた。

9月6日からNHKで放送される『古見さんは、コミュ症です。』で増田貴久くんが主演を務めることが決まりました。

増田くんにドラマ、しかも主演が決まることはとっても嬉しいし楽しみです。でも35歳が男子高校生役を演じると聞いてびっくり。

『古見さんは、コミュ症です』は今回初めて知った漫画でした。あらすじを読んで面白そうな漫画だと思ったので、ドラマの予習としてまず2巻まで読んでみました。

 

 

『古見さんは、コミュ症です。』あらすじ

『古見さんは、コミュ症です。』は、オダトモヒト先生が2016年~週刊少年サンデーで連載中のコメディー漫画。

 

話したい、話せない。この緊張が、伝わってたらどうしよう。

万人が振り返る美少女・古見(こみ)さんは、コミュ症です。
コミュニケーションがとても苦手で、周囲は近寄りがたく感じている?
「どうやって話しかけよう」「話しかけた後どうしよう」
と考えてしまう古見さん。
そんな古見さんと、友達になった只野(ただの)くんの学園生活、
開校です!!

心も指先も震えるけど、目標は友達を100人作ること!
思わずニヤニヤ、でもたまに胸をつくコミュニケーションコメディー!!

 

古見硝子(こみ しょうこ)、只野仁人(ただの ひとひと)って名前がすごく分かりやすい。

自分自身が「話したいのにうまく話せない」という経験を今までに沢山してきたので、 このあらすじを読んで古見さんに親近感を覚えた部分がありました。

感想

古見さんが可愛かった

美人でミステリアスな雰囲気で、周りから崇拝されるような存在で、近くに人が寄り付かない古見さん。言葉で話すのは苦手だけど表情や動きには感情がしっかり表れていて、友達100人作るために只野くんや周囲の力を借りながらも行動する姿は可愛いかったです。頑張れ~!って応援したくなりました。

只野くんは古見さんの様子を「コミュ症」と名付けています。古見さんの様子って、現実では吃音や場面緘黙症に当てはまる部分が多いのかなという印象だけど、あくまでもこれはフィクションなので、キャラクター同士のやりとりを楽しんだり、古見さんの表情や動きの可愛さを堪能しながら読み進めていくのが良いかなと思いました。

 

個性豊かなキャラクターたち

この設定良いなと思ったのが、古見さんや只野くんが通う私立伊丹高校は試験方法は面接のみ、合格基準は「個性」。

名前から性格が想像できる、個性が強すぎるキャラクターたちが沢山出てきます。それぞれが古見さんに抱く気持ちや関わり方にも個性があって面白かったです。

古見さんはどうやって面接突破したんだろう…?となるけど、緊張しやすく話せないところまで、この世界では古見さんの個性として捉えられていると思います。色々な個性がせめぎ合っている中で、コミュニケーションが苦手な古見さん含め、それが否定されることなく受け入れられている優しい世界でした。

 

ただの人、只野くん

個性が爆発したキャラクター達の中で、普通の人として位置されている只野くんは逆に目立つ存在。それ故に周囲からの評価が低めだけど…。でもやさしさがあり人の気持ちを理解することに長けている只野くんは、そこにいるだけでありがたい存在。

この漫画の中では「コミュ症」と名付けられた古見さんがメインだけど、自分自身をうまく表現できない、見た目やイメージが先行して周囲から本来の自分とは違った見られ方をされたり誤解されたりする、自分自身を理解してもらえないと感じる、そういう経験をしたときに、その人の気持ちに気づいて理解できる只野くんのような存在がいてくれるのは安心だなと思いました。

 

感想まとめとドラマに向けて

一話一話が短めで物語のテンポが良いので、スラスラと読み進められて面白かったです。まだまだ出てきていないキャラクターが沢山いるし、古見さんの友達作りを見守っていきたい気持ちもあるのでもう少し読んでみたいです。

最近、ドラマのビジュアルや予告動画が解禁されました。只野くん役に選ばれたのは、以前に演じた『レンタル何もしない人』のような、どこにでもいそうな普通の人感がよかったのかな?と感じていましたが、今解禁された情報を見る限りでは想像以上に増田くんそのまんまだな、という印象でした。

増田くんのファンとしてはまだまだ高校生役やれそうだし可愛い、と思っているけど、『古見さんは、コミュ症です。』の世界観がドラマの中ではどう表現されていくのか、只野くんや他のキャラクターたちはどう演じられていくのか気になるところ。

最初にも書きましたが主演ドラマはとても嬉しいので、放送開始日を楽しみにしています。

 

【追記】ドラマ初回の感想を書きました。

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